リレーフォーライフジャパンわかやまへ参加しました。

リレー・フォー・ライフ(RFL)とは(HPより引用)、
がん征圧を目指し、がん患者や家族・支援者らがグラウンドなどを後退で歩き勇気と希望を分かち合うチャリティーイベントです。
「がんは24時間眠らない」「がん患者は24時間闘っている」という考えから24時間夜通しで開催されます。
「リレーウォーク」
がん体験者や家族、遺族、友人らと24時間たすきをつないで歩き続けます。
夜通しのウォークを通して、がんに立ち向かう勇気や生きる喜びを共有します。

「ルミナリエ」

メッセージを託したキャンドルに光を灯し、がんで亡くなった人たちを偲び、また、がんと闘っている人たちを応援します。

追悼とともに、がんに立ち向かう勇気を見出します。

「ステージ」

よさこい、ダンス、演奏などのステージや、医療者やがん患者さんのトークなどを行います。

歩いている人たちを勇気づけ、休憩中に楽しんだり学んだりできます。

「ブース」

啓発テントでは、がんの早期発見・治療、健康に関する情報などを、楽しく学べます。

また、ハンドマッサージやバザーなどのチャリティー企画や、

手形フラッグ企画も行い、楽しくがん征圧のための寄付を募ります。

リレーフォーライフジャパンわかやまの想い

私が影響を受けた『リレーフォーライフジャパンわかやまのコンセプト』を紹介させていただきます(HPより引用)。

がんは「ひとり」を感じる病気

生涯でなんらかのがんを患う可能性は、いまや

男性の2人に1人

女性の3人に1人

と言われ、我々はがんとは関係ないとはいえなくなっています。

①「がん患者」

がんだと知られてしまうと避けられるかもしれない

大切な人を心配させたくない

②「がん患者の家族」

どう接してよいのかわからない

誰に相談すればよいのかわからない

③「がん患者の遺族」

受け止められる余裕がない

この気持ちをどうすればよいのかわからない

がんに関わる多くの方々が心の問題を抱えています。

誰にも相談できず、解決策が見つからない。

せめて心の痛みだけでもなんとかしたい。

この問題を乗り越えた人。

この問題に今、悩まされている人。

この問題を将来向き合わなければならない人。

すでに乗り越えた人は、今悩まされている人にアドバイスをすることができるはず。

今悩まされている人は同じ境遇の仲間に出会うことで、自分だけではないことを実感できるはず。

将来向き合う人は、経験者からがんを知らされることで心の対策ができるはず。

がん患者・ご家族・ご遺族・医師・ボランティア・製薬会社など、それぞれの立場から、がんに対する考え方があります。

それを共有することで、新たながんへの向き合う方法が見つかるかもしれません。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン・わかやまでは、そのような想いを持つすべての方々とともにがんと向き合い、前向きになれるきっかけとなる場を提供することを目指します。

カラダの授業ではこの想いにどのように協力できるかを考えて、ブース出店として参加することに決めました。

初めてのブース出店でしたが、イベントに来られる方たちの想いに答えられるように精一杯取り組まさせていただきました。

普段は和歌山市のコミュニティセンターで講座を介さしていますが、今回は理学療法士の専門性を活かして『優しい動き』と『からだ揺らぎ整体』を行いました。

身体に負担をかけない『優しい動き』を体験していただいた方は皆さん身体の変化に驚いていました。動き方を変えるだけで身体の発揮できる力が大きくなるということは、今までより楽にものを動かしたりできるようになるということです。帰ってからも思い出せるように来ていただいた方には資料もお渡ししました。

『からだ揺らぎ整体』では、神経の通り道である背骨を中心に整えさせていただきました。背骨からは運動神経や感覚神経、自律神経が出ています。これらの神経が背骨を整えると通りが良くなるので身体の調子も良くなります。受けていただいた方は、身体を揺らしていただけなのに、肩こりや腰が楽になったなどのお声をいただきました。

私、個人の感想としてはルミナリエに書かれていたメッセージがポジティブな言葉が多く、前に一つでも進もうとしている思いが伝わってきました。自分のできることは少ないのかもしれないけど、身体に悩みを抱えている方が一歩でも明るい未来に進めるように取り組んでいこうと改めて決心しました。また、私のわがままに付き合ってくれて、当日一緒に頑張ってくれたスタッフにも感謝します。

執筆者:安原博文

カラダの授業

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